三大疾病(犬編)

〜シニア期に特に気をつけたい代表的な病気〜

犬の病気の中で「三大疾病」と呼ばれるものは、一般的にがん(腫瘍)・心臓病・腎臓病を指すことが多いです。
特にシニア期に入ると発症リスクが高くなるため、知っておくことで早めの気づきにつながります。

① がん(腫瘍)

犬の死因としても多いといわれているのが「がん」です。

よく見られるサイン

  • 体にしこりがある
  • 食欲が落ちる
  • 体重が減ってきた
  • 元気がなくなる
  • 傷が治りにくい

がんは早期発見がとても大切ですが、初期は気づきにくいこともあります。
普段のスキンシップの中で「触れて気づく」ことがポイントです。

② 心臓病

特に小型犬に多いといわれるのが心臓病です。
年齢とともに進行することが多い病気です。

よく見られるサイン

  • 咳が増える(特に夜や運動後)
  • すぐ疲れる
  • 呼吸が速い・苦しそう
  • 散歩を嫌がるようになる

「年だから疲れやすいのかな」と思ってしまいがちですが、早めの受診が安心につながります。

③ 腎臓病

シニア犬でとても多い病気のひとつが腎臓病です。
少しずつ進行するため、気づきにくいこともあります。

よく見られるサイン

  • 水をたくさん飲む
  • おしっこの量が増える
  • 食欲が落ちる
  • 体重が減る
  • 元気がなくなる

腎臓は一度悪くなると元に戻りにくいため、早期のケアがとても重要です。

早めの気づきが、負担を軽くする

三大疾病に共通して言えるのは、早く気づくことでできることが増えるということです。

  • いつもより元気がない
  • 食欲が少し落ちた
  • 行動が変わった気がする

こうした「小さな変化」を見逃さないことが大切です。

最後に

犬の三大疾病は、決して怖がるためのものではなく、
「これからも一緒に過ごすために知っておく知識」です。

日々の小さな変化に気づきながら、
その子のペースに寄り添ったケアを続けていくことが、何よりの安心につながります。