三大疾病(猫編)

〜シニア期に知っておきたい代表的な病気〜

猫にも、特に注意しておきたい「三大疾病」と呼ばれる病気があります。
一般的にはがん(腫瘍)・腎臓病・心臓病がその代表とされ、シニア期の猫に多く見られます。

「元気そうに見えるから大丈夫」と思っていても、猫は不調を隠す傾向があるため、気づきにくいこともあります。

① がん(腫瘍)

猫のがんは種類もさまざまで、体の中や皮膚などにできることがあります。

よく見られるサイン

  • 体にしこりがある
  • 食欲が落ちる
  • 体重が減ってきた
  • 元気がなくなる
  • 毛づやが悪くなる

猫は痛みや不調を表に出しにくいため、「なんとなく違う」と感じる変化が大切なサインになることもあります。

② 腎臓病

猫のシニア期で特に多いのが慢性腎臓病です。
ゆっくり進行するため、気づいた時には進んでいることもあります。

よく見られるサイン

  • 水をよく飲むようになる
  • おしっこの量が増える
  • 食欲が落ちる
  • 体重が減る
  • なんとなく元気がない

猫にとって腎臓は弱点になりやすい臓器のひとつです。
早めの気づきとケアがとても大切です。

③ 心臓病

猫の心臓病は見た目では分かりにくいことも多い病気です。

よく見られるサイン

  • 呼吸が速い・浅い
  • 口を開けて呼吸することがある
  • じっと動かない時間が増える
  • 急に元気がなくなる
  • 後ろ足の動きに違和感があることも

特に「静かにしているだけ」と思って見過ごされることもあるため、呼吸の変化は大切なポイントです。

猫は“隠す生き物”だからこそ気づきが大切

猫は本能的に弱さを隠すため、体調不良が分かりにくい動物です。

だからこそ、

  • いつもより少し静か
  • ごはんの食べ方が違う
  • なんとなく距離を取る

そんな小さな変化が、体のサインであることもあります。

最後に

猫の三大疾病は、怖いものではなく「知っておくことで守れる病気」です。

毎日の小さな様子を見守りながら、
その子のペースに寄り添った穏やかな時間を過ごしていくことが、何よりの安心につながります。